瀧光夫の展覧会を訪ねて

京都工芸繊維大学 美術工芸資料館にて開催中の
「建築家 瀧光夫の仕事 緑と建築の対話を求めて」を訪ねた
瀧光夫は私が設計を志すきっかけとなった人で、直接ではないが建築の師と思っている
活動は決して派手さはなかったが、建築家として理想的な活躍をされたのではないだろうか
緑と建築を軸とした仕事で実績を積み重ね ご自身が目の届く範囲で地道に良作をつくり続けた
その建築世界と環境デザイン思想は明快で私の琴線に触れたのは間違いない
自ら描いたであろう多くの原図、スケッチが展示されていて時間を忘れて鑑賞した
特に自宅とアトリエの建築経緯、1970年大阪万博の仕事、ご子息とのビデオ対談など興味深い
写真は無料で配布されていた図録表紙(愛知県緑化センター)