スライの星条旗

4年前も同じタイトルで投稿した
この4年間で拡大したと言われる格差や分断の混乱は50年前のニクソン政権でも同様
スライ&ザファミリー・ストーンのThere’s a Riot Goin’ On(邦題は暴動:1971年)は
泥沼化するベトナム戦争と人権運動への疲弊した世相を低くて重い独特のファンクで表現した
アートワークの黒地に白い太陽が施された星条旗は
「星は探さないといけないけど、太陽はいつもこちらを向いている」
というドラッグ漬けのスライ・ストーンの皮肉なメッセージ
さて、2020年アメリカの行く末はいかに

ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった

映画の日「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」を鑑賞した
驚いたことに客席(KBCシネマ2)は7割くらい埋まっていた
リーダーのロビーロバートソンの語りから始まる 
ザ・バンドは60~70年代を代表するロックグループ
ボブ・ディランのバックバンドとして活躍したことから自らをバンドと名乗ったとされている
その音楽性はアメリカのルーツミュージックに基づくが、誰の真似でもない唯一無二の郷愁や土着性があった
今まで知らなかったグループの誕生から飛躍、メンバーの苦悩を当時の映像で知ることができ興味深い
最後のライブ ラストワルツの大団円は感動的、多くのミュージシャンにリスペクトされていたことがわかる
エリック・クラプトン、ブルーススプリングスティーン、タジ・マハールなど豪華な証言者も見どころ
メンバー3人は既に亡くなっていて解散の経緯やメンバー間の確執の真偽はわからないが、
記録として残してくれたことに価値がある

レジェンド

ボブマーリー&ウエラーズのベスト盤
長年聞き続けても飽きないアルバムの一枚
緩くて優しい歌声に癒される一方小国ジャマイカから訴えようとした強いメッセージ
1981年36歳の若さで亡くなって来年没40年になる
レゲエスピリットを世界に広めた功績、影響は偉大すぎます

ボヘミアン・ラプソディ

オールドファンとして特別な思いで鑑賞したが、ここまでヒットするとは予想しなかった
1985年5月15日大阪城ホールの来日公演が深く記憶に残っている(ワールドツアー最終日、フレディ存命時最後の日本公演)
グループの解散が囁かれる中 レコードセールスは全盛期の勢いがなく 信じられないことにアリーナは空席が目立った
少し前にソロアルバム「Mr. bad guy」を発表したフレディだけが嬉々としてテンションが高い?印象を受けた
ステージを所狭しと駆け回り「I want to break free」の女装(笑)日英の国旗を身にまといサービス精神旺盛
喉の調子はベストではなっかったがお馴染みのコール&レスポンス、全力投球で興奮のライブであったことは間違いない
それから2か月後 7月13日ライブエイドの神がかり的 完璧なパフォーマンスで世界中を魅了しクイーンはバンドとして復活を遂げる
物語はフレディの病気を示唆しつつこのライブエイドまでが描かれている
真実は誰にもわからないが、バレエやオペラを好み本能的に人を喜ばす 猫好きで派手好きで気前のいいフレディ
カリスマ性や常識に囚われない特異な部分だけでなく家族、メンバー、友人を大切にする温かみのある人間として描かれていて
とても心地よかった テンジントンの豪邸に伊万里焼や着物が飾られていたことも見逃していない
そして強烈な才能と個性を受け入れ、自らも存在感を示すインテリジェンスなブライアン、ロジャー、ジョンには敬意を表したい
フレディ!あなたは永遠のエンターティナーとして私たちの心の中に生き続けているのだ 
写真は1974年2枚目のアルバム「QueenⅡ」見開きジャケット まだ何も成し遂げていない野心に満ちていた頃

エジプトステーション

ポール・マッカートニーの新譜を聴いた
老練なんて表現では片づけられない
過去の軌跡をなぞったものではなく瑞々しさが溢れている
世界一のメロディーメーカーであることは周知のとおりだが
今もって作品を作り続けるエネルギーが天才たる所以なのだろう

シークレット・ライフ

ドキュメンタリー映画「The Secret Life of Plants」のサウンドトラック
聴くほどに、スティービーがこの仕事を引き受けた理由がわかる気がします
想像力を刺激する濃密な音の洪水はまさに生命の息吹が溢れる
映像が目に浮かぶ唯一無二の作品に仕上がってます
クリスマスの夜 素晴らしい音空間をいかがでしょうか

The Secret Life of Plants