ロームシアター京都

京都会館 1960 設計:前川國男
ロームシアター京都として2016リニュアル 設計:香山壽夫
京セラ美術館同様ネーミングライツにより企業名が付いている
京都発祥の企業がいかに地域への愛着と建築文化への理解があるかがわかる
前川建築の造形と意匠を最大限残しつつ通りに面した書店とカフェが効果的に人を呼び込み
半屋外の深い軒下や広場、屋上テラスが活性化している
京セラ美術館ほど大胆さはないが堅実なリノベーション これはこれですばらしい ◇旅

京セラ美術館

今まで岡崎公園界隈を何度か訪れたが一度も入ったことがなかった京都市美術館
帝冠様式の古くて権威的な外観のイメージが足を遠ざけていたのかもしれない
昨年大規模な改修後オープンした京都市京セラ美術館
掘り下げられたスロープの広場による「ガラスリリボン」と呼ばれる地階エントランスの発想は見事に誰でもwelcomeな美術館に再生した
ベルリンの国会議事堂と同様 利用者目線のプログラムの再構築と原型を限りなく留めた画期的なリノベーションだ ◇旅

高台寺・傘亭と時雨亭

京都散策 今回は新旧織り交ぜたプログラム
東山の高台寺からスタートし北上する

高台寺東側の高台に位置する傘亭と時雨亭は伏見城から移築した桃山時代の茶室
傘亭は唐傘のごとく天井が竹で組まれた草庵の風情
土間渡り廊下で繋がった時雨亭は2階建ての眺望を活かした吹きさらしの茶室
現在でいえばあずまやと展望台のようで、秀吉はこの空間でいかに茶を楽しみ考えを巡らしたのだろうか ◇旅

地鎮祭

天気予報通り梅雨空の地鎮祭です 
地盤調査の結果 補強なしで進められることで一安心
また埋蔵文化財包蔵地内なので慎重な基礎掘削工事が指定されています
先行の外柵工事のあと本格的に着手します ◇堅粕の家

川棚温泉

計画中の住宅離れにサウナと露天風呂を視察のため
川棚グランドホテル お多福を訪れた
さすがに当地随一の温泉旅館だけあり設備が整っている
館内は閑散としていて見学はしやすかったが、、大丈夫か
名物の瓦蕎麦を食べて構想を練る ◇直方の家Ⅱ

枇杷の収穫

庭の片隅に植えた枇杷の種が成長し立派な実をつけている
果実に栄養が行き渡るよう 昨年の収穫後枝葉を大胆に落としたおかげで売り物になるくらいの甘さがある
食物繊維やポリフェノールも含まれていて腸内環境や内臓脂肪低減に役立つとか
夕方収穫し冷蔵庫で冷やして朝食べるのが習慣になっている ◇日記

解体工事完了

博多駅と福岡空港に近い立地
増改修を繰り返した築80年母屋の解体工事が完了しました
古い集落ゆえ道幅が狭く建物が低く空が広い
ウッドショックの渦中 年内引渡しを目指します ◇堅粕の家

下草の妙

8mのシラカシの足元にツワブキ、フッキソウ、ギボウシ、ユキノシタ、ヤブランなど
半日陰でも育てやすい下草をランダムに植えている
この季節ヤマアジサイの繊細で小ぶりの青紫が鮮やか
これでもかという派手な西洋アジサイもよいが、このさりげなさは山野草の妙である

建て方完了

ウッドショックの影響をなんとかかわして建て方が完了しました
例年より早い梅雨を避けながら外装工事が進行中
全方向から視線が注がれる街中では珍しい敷地条件
梅雨明けの頃にが全貌が現れてることでしょう ◇OKクリニック

平屋の家

福岡市内の住宅密集地に平屋建て住宅を設計している
立派な庭園を残し仕事部屋や趣味の部屋を併設させた
ONとOFFが切り替えやすい光溢れる家になればと考えています ◇堅粕の家