内住保育園

ショウケ越で飯塚に移動
峠の餃子屋 王香で昼食後の下り坂
左手に曲面屋根の廃墟が現れる(元内住コミュニティーセンター兼保育園 1994年 設計:葉祥栄 )
今日は車を止めて近づいてみよう
竹で編んだ型枠とコンクリート屋根による造形は布帽子のよう 
園児たちが建物の周りを駆け回る情景が目に浮かぶ
夕景を想像すると別世界に誘う建築だ 是非文化資源として再生してほしい
ショウケとは竹で編んだ籠のこと  ◇勢田の家

修学院離宮再訪

小雨にもかかわらずオーバーツーリズムの京都
修学院離宮もネット予約は数カ月前から満席のため当日枠狙い
今回は造営者である後水尾上皇の予備知識をいれての見学
江戸時代 太平の世 朝廷はどのような立場であっただろうか
上皇はこの地形風景を実現するため粘土模型をつくったとか
造営への意欲が権限を上回っていたに違いない
上中下離宮の建築は結節点でそれに到る風景がドラマチックに展開する ◇旅

解体工事

夜間の解体工事 本当にお疲れ様です
旧銀行金庫の分厚いコンクリート壁撤去に手を焼いています
解体後は一気に内装工事のためインテリアシュミレーション
床、外皮、天井はモノトーン
コア部分は木調の壁の覆われた検査ゾーンのイメージ ◇Hクリニック健診センター


1年検査

最初の打合せが2020年 新型コロナウイルスが深刻になりつつあった頃
コロナの影響もあり木材価格が上昇し大変な時期を乗り越えたことなど
思い出話を交えながら点検させていただいた
建具の調整ほか特に大きな問題なく
リビングに面したウッドデッキは早めに塗り替えたほうが耐久性が高まることをアドバイス
落葉樹が芽吹き始め 木立に囲まれた暮らしが心地よさそうだ  ◇堅粕の家

サクランボの花

毎年ほぼ同じころ満開になる
蜜が美味しいのか、ミツバチの大群が訪れる
以前は食べきれないほど実をつけたのだが、ここ数年実の付きがよくなく甘味もイマイチ
老木のせいでしょうか? 果実をあきらめて養蜂をはじめてみようか ◇日記

住宅引渡し

ガレージ上部のリビングが中2階となり吹抜けを介して開放的な空間を創出
壁と天井の仕上げをシナ合板に統一し目地を通しているので一体感があります
築25年住宅の建て替えを改め増改修を英断した建築主に満足していただけるだろうか 
とにもかくにも苦難の末完成した喜びを噛みしめたいと思う ◇若久の家

現地調査

某ビルにて現地調査
昭和から平成にかけて銀行の支店として使われていたフロア
耐火金庫や専用エレベーター、広い会議室や支店長室の名残りがあり興味深い
昔華やかな金融機関が医療施設に変わるのは時代の流れを感じる
6月開業に向けて女性を対象としたクリニックと健診センターの計画を進めています。 ◇Hクリニック健診センター

デビッド・クロスビー旅立つ

自伝的映画『David Crosby: Remember My Name』(2019年)によると
人間味溢れるキャラクターなのに、仲間とうまくやっていけない不器用なデビッドだが
ステファンスティルスとグラハムナッシュとのコンビネーションは最高だった
多くの60~70年代フォークロックが忘れ去られようとする今
古き良きウエストコースサウンドとして片づけてほしくない
激しく情熱的であっても穏やかなグルーブ感が心地よい
人を包み込むメロディとハーモニーは一筋縄ではないのだ
波乱万丈の人生、晩年吹っ切れた如くソロ活動が充実していて本当に良かった ◇音楽

スキップフロア

築25年の木造住宅の増改修
高低差のある敷地にガレージを増築することで中二階のリビングが生まれた
吹抜けのキッチンダイニングの抜け感、空間的な一体感を創出 
大工工事最終盤で2月中旬引き渡し予定 ◇若久の家