住宅設計|大刀洗の家
光と風を読み取る平屋建ての環境共生住宅
豊かな庭を望める南側に、ダイニングキッチンとリビング和室を並べるおおらかな平屋建てを提案しました。屋根なりの勾配天井が広がる伸びやかな空間は夫婦の趣味や集いの場となり、深い軒で夏の日差しを遮り冬の日光を取り入れる、南側の大窓から北側のハイサイドライトへと風を通す「光と風」を意識した自然エネルギーを有効に活用した住宅です。外装は隣接する森に溶け込む黒を基調とした杉板とガルバリウム鋼板に対し、室内は真っ白な漆喰と木目が映える染色塗装による明るく柔らかな空間とし、内外のコントラストを明確にしました。
- 2010年・新築
- 福岡県三井郡大刀洗町
- 木造・平屋建
- 142㎡(42坪)
- 家族構成:夫婦