社会福祉法人桑の実会「桑の実工房」は知的障害者を対象とした障害福祉サービス事業所です。利用者個々の特性に応じて、染色・木工・トールペイント等のオリジナル製品の企画・製作・販売を行う「生産活動」と、スポーツや入浴、調理、宿泊体験など、将来の暮らしに向けた「生活支援」を行っています。
新施設は既存施設の機能を補完し、所員増によるスペース不足を解消することを目的に、施設全体の拠点となるように計画しています。既存施設との連携を重視し、外部をウッドデッキでつなぎ施設間の連絡、移動が円滑に行え「わかりやすい、見える、明るい」活動と支援の場を創造しています。
軒の深い金属板の大屋根と杉板外壁は創作活動を行う工房にふさわしい質感を備え、将来にわたり保守管理がしやすいシンプルな建築形態にすることで寿命の長い建築を目指しています。敷地内のクワノキ、ザクロ、アンズなど染色作業で使う既存樹木が敷地東側の金山川の桜並木に呼応して緑豊かな街並みに寄与しています。
社会福祉法人さざなみ福祉会 のぞみ作業所
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